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人は「わからない」ことが、とにかく不安で、人に対しても過去の経験や人から聞いた情報から、
「この人は気難しい人だ」とか「本音をなかなか言わない人だ」などいろいろな価値判断をしがちです。
相手を価値判断することで、どのような作戦に出たらいいのかを無意識のうちに準備して、
コミュニケーションに入るというのが、ほとんどの人の意識の中で行われているプロセスです。
しかし、この価値判断の残念なところは、そのほとんどが、その人に関する一方的で部分的な情報に基づく
とても信ぴょう性の低い価値判断であることに気づけないこと。
そのような不確かなデータに基づく価値判断を通して相手と接することで
たくさんの相手の魅力や可能性に気付かずに、そのご縁が終わってしまうということも十分ありえます。
コミュニケーション上手な人は、この勝手な相手への価値判断を無意識に、または意識的にやめることができる技を持っています。 この価値判断を手放して人とつながることで、敵になり得たかもしれない人が強力な助っ人になったり 役たたずと思われていた人が期待をはるかにを凌ぐ能力を発揮するなんてことも十分ありえます。 人のことなんて、すべてわかるなんてことはたとえ家族でもむずかしいもの。 相手への価値判断をしない技・・・ぜひ身につけたいものですね。